オススメ散歩コース紹介!~美幌峠の屈斜路湖や服装のポイント~

散歩コース~屈斜路湖 in 美幌峠~

美幌峠の場所

美幌峠は北海道の東側、網走郡美幌町と川上郡弟子屈町(てしかが)の境目にある国道243号線の峠です。 峠を越えていく国道243号は、北は美幌へ、南は弟子屈へアクセスします。 美幌側から訪れた場合、山道はあまりクネクネしておらずとても運転しやすい道。 反対に弟子屈から訪れた場合は山道が曲がりくねっているため運転手に優しくない道です。 とはいっても本州や四国、九州など雪の降らない地域の山道と比べるととても運転しやすいのです! 私は愛媛出身ですが、愛媛の山道だと運転しながらくねくね道に酔ったり細くて対向車にぶつからないか、ガードレールに突っ込まないかとても不安でしたが、 美幌峠は雪道のことも考えてつくられたのでしょう。 カーブも地元より緩やか、車道の幅がとても広くとっても運転しやすい道となっています。  

美幌峠の絶景写真

美幌峠のてっぺんに「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」があります。 その道の駅の建物、左側の脇に石段がありそこを登っていくと…   屈斜路湖(くっしゃろこ)という湖が見えるのです! これは9月下旬あたりの日中の写真 天気に恵まれ晴天でした♪ 実はここから世界遺産ともなっている知床の「知床連峰」、今なお噴煙を吐く硫黄山が見えるのです!! おそらくこの写真も見えているのではと思うのですが、知識が足りなさ過ぎてどれがどれだか…すみません。   そんな美幌峠は時間によって表情が変わってくるのです! これがまた絶景で…(>_<)!! それがこちら⇩ これは9月半ば、明朝の5:30頃に撮った写真 このときは仕事の関係で夜中と明朝に通ることが多いのですが、朝は必ずここを散歩して気合を入れてました。笑 北海道独特の澄んだ空気に朝方の冷える空気を吸い込んで全身を清らかにしている気分になるんです。   そしてもう一つ見ていただきたいのがこちら! 雲海!!…とはいきませんでしたが、少し雲がかかってこれまた神秘的な風景に。 この写真は10月半ば、5:30頃に撮影したもので、 日も少しずつ上り、かわたれ時特有の赤と紺のグラデーションがまた何とも言えない絶景を見せてくれました!(^^)!   2枚の写真を比べると1か月も違うと日の出も遅くなり、同じ時間帯でも違った風景が見れてとても素敵ですね! ちなみになんですが、初日の出が見れる場所なので年明けの明朝は道路が渋滞、道路上に車を停めて歩いて見に行くのだとか… 雪が積もる屈斜路湖と初日の出…想像しただけで癒されますね♪   屈斜路湖は季節や時間帯でさらに美しくなる場所です。 仕事でここを通る方は普段より少し時間に余裕をもって散歩するのもオススメです♪

服装

気温

まず北海道の気温ですが…舐めてはいけません! 雪が降る地域にお住いの方ならわかると思いますが、基本一年中昼と夜の気温差は激しいのです。 日中暑いなと思っていても夜になると肌寒く、上に一枚服を羽織りたくなるぐらい冷えます。 気温などチェックしていると最高気温と最低気温い差が10℃ということがしょっちゅうなぐらいです。笑 異国の地に足を踏み入れる気持ちで服装をしっかりと装備されるといいと思います。

各季節の服装

春秋

夜明け前から早朝の気温は10℃以下、日によっては0℃近くになります。 なので3~5月上旬までと10月11月中旬まではダウンジャケットなどのコート類と念のためマフラーや手袋、ニット帽などを用意しておくといいですよ! 5月中旬~7月までと9月は長袖の服にコートを用意しておくとベスト!!
3~5月上旬、10月11月中旬:コート類、マフラーや手袋、ニット帽 5月中旬~7月、9月:長袖の服、コート

夏場

気温のところでお話ししたように昼と夜の気温差で夜は肌寒く感じます。 また北海道の夏は短いです。 半袖でいられるのは7月中旬あたりから8月まで、でしょうか。 この期間に北海道に行く場合は半袖とカーディガンやパーカーなどを用意しておきましょう。
7月中旬~8月:日中 半袖 夜 カーディガン、パーカー

ユニクロの極暖ヒートテックなどのインナーにプラス1枚多く着込んでいきましょう。あとはニット系の服やタートルネックなどの首元がつまったデザインの方が冷えた空気が隙間から入らず暖かい状態を保つことができます。 防寒グッズとしてマフラー、手袋、帽子なども必ず持っていきましょう。 顔など肌が露出している部分は寒さで「痛い」と実感すると思います。 なるべく防寒グッズでなるべく肌の露出を抑えましょう。 また靴は雪道など滑らない、冬靴を履いていってください。 雪道になれていない方は…滑ります! 道に雪が積もっていないから大丈夫と思われる方もいるかもしれませんが、路面が濡れているように見える場合は気を付けてください。 路上の水分が凍る「アイスバーン」という現象が起こり、そこを通ると滑るのでよく下を見ながら歩くといいですよ! 特に年配の方は転んでしまったら骨折にも繋がりますので、十分気を付けてくださいね。 ちなみに冬靴とは?というお話ですが、裏面にスパイクみたいなものじゃないの?思われる方がいると思います。 もちろんそれも冬靴ではありますがかなり本格的な靴で北海道旅行のためにわざわざ購入したくはないですよね? もっと一般的な冬靴があります。 それは靴裏が細かく凸凹したものです!! それがこちら! こんな風にとても細かくギザギザギザ~となっているものがそうです!!     逆にこんな風に靴裏が平らになって何も模様みたいなものがない靴や凸凹で模様みたいなものはあるけれど、大まかな模様になっているものは残念ながら100%滑ります。スニーカーもこのタイプのものが多いです。   今おうちにある靴の裏を確かめてみてください 冬靴は普通の靴屋さんで売っており、しまむらでも冬靴が売っています。(愛媛にてゲットしたことがあります。) まだ冬靴がないという方はお近くの靴屋さんに行って、靴の裏面を確かめながら購入されてくださいね! あとは雲海を見に行く方は雨かっぱを持っていかれるといいかもしれません。 湿度が高すぎて服が湿気ますので(^^; ”備えあれば憂いなし”です!
11月~2月:ユニクロの極暖ヒートテックなどのインナー、 普段の服装にプラス1枚(ニット系の服やタートルネックがオススメ)、 マフラー、手袋、帽子、冬靴

道中気を付けるべき点

美幌峠に向かう際、絶対に気を付けるべきことがあります。 それは 鹿 です。 鹿と言えば奈良・東大寺の鹿や広島・厳島神社の鹿など人懐っこくてかわいい鹿を思い浮かべるかもしれません。 が、北海道のエゾ鹿は違います。 こちらをご覧ください。 立派な角、体格、かわいいというよりかっこいいですよね?? 道中エゾ鹿とぶつかってしまった場合、車の方が負けます。 廃車になることがほとんどなのです。 そんなエゾ鹿は美幌峠に存続しているのです。 とは言ってもむやみにぶつかってくることはありませんし、攻撃もしてきません。 急に飛び出してきたり道路を渡ったり居座ったりしているだけなのです。 (ヘッドライトの光に反応することもありますが) そこのスピードを出した車がぶつかってしまうだけの話なので不用意に怖がる必要はありません。   鹿の目は光を反射して目が光ります。 運転中道路わきに光るものがないか確認しながらゆっくり進み、鹿がいるなと思ったらスピードを落として進むようにするとぶつかることはありません。 また道路上に居座っている場合は、道を開けてくれるのを待ちましょう。   また雲海が見れる日は道中霧に囲まれると予想されます。 霧で前が見えづらくなり、気付いた時には目の前にエゾ鹿なんてこともあります。 (私もそういう状況に対面したことがあります。結構ビビります。) 霧のときは通常よりさらにスピードを落と(←これ絶対)目を凝らしながら進みましょう。 [say name="ぴぃちゃん" img="https://filare-rhs.com/wp-content/uploads/2020/05/hiyoko.png"]美幌峠はエゾ鹿の住みか、そこの人間の私たちがお邪魔させてもらってんだ。[/say] そういう気持ちで運転をしてください。
鹿を見つけ方・対処の仕方 ・脇道等で光が見えたらゆっくり進む ・霧の日はゆっくりと(前が数メートルしか見えないときは10~20㎞/hがオススメ) ・鹿が道を開けるまで待つ(無理に進もうとしない。車が負けます。) ・クラクションなどの音を鳴らす(何かがいるんだと近寄ってきません。)
  また気を付けるべき点として、春、秋、冬はスノータイヤ(スタッドレスタイヤ)で行きましょう。 服装のところでお話ししたように春、秋は日中と夜の気温差があります。 路面凍結していてもおかしくありません。 また5月のGWでも日中に雪が降ることもありますし、10月には紅葉を楽しもうと山へ行ったら雪が降っていたなんてこともあります。   山を登るにつれ気温が低くなるので運転は十分ご注意ください。
スタッドレスタイヤ早めに装着! レンタカーの場合はレンタカー屋さんが先にスタッドレスタイヤに替えてくれていることがあります。 (念のためスタッドレスか確認もしておきましょう)

最後に

いかがでしたか? 美幌峠はとても絶景!訪れるまで気を付けるべき点などはありますが行く価値は絶対にあります!! 近場の方はぜひ早起きして朝日を見に行ってみてくださいね♪   最後まで見ていただきありがとうございました。]]>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA