こんにちは!ひよこです(*^^*)
突然ですが、皆さんは美幌峠に行ったことはありますか?
ここはとっても景色がきれいで朝日も見れるし、運が良ければ雲海も見れるのです♪
でも実際見に行こうと思うと
ぴぃちゃんママ
朝日や雲海っていつ見れるの?
条件とかは?
と確実に見れるように下調べしちゃいますよね!
そこでこれを見ればすぐ解決できちゃう内容を書いてみました(^^)/
・美幌峠からの景色はどれほどきれいなの?
・朝日を見るには何時ごろが良いの?
・雲海の発生条件やメカニズムを知りたい!
についてまとめてみましたので、ぜひご覧ください♪
もくじ
美幌峠はどんなところ?
美幌峠の場所
美幌峠は北海道の東側、網走郡美幌町と川上郡弟子屈町(てしかが)の境目にある国道243号線の峠です。
峠を越えていく国道243号は、北は美幌へ、南は弟子屈へアクセスします。
美幌側から訪れた場合、山道はあまりクネクネしておらずとても運転しやすい道。
反対に弟子屈から訪れた場合は山道が曲がりくねっているため運転手に優しくない道です。
とはいっても本州や四国、九州など雪の降らない地域の山道と比べるととても運転しやすいのです!
私は愛媛出身ですが、愛媛の山道だと運転しながらくねくね道に酔ったり細くて対向車にぶつからないか、ガードレールに突っ込まないかとても不安でしたが、
美幌峠は雪道のことも考えてつくられたのでしょう。
カーブも地元より緩やか、車道の幅がとても広くとっても運転しやすい道となっています。
美幌峠の絶景写真
美幌峠のてっぺんに「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」があります。
その道の駅の建物、左側の脇に階段がありそこを登っていくと…
屈斜路湖(くっしゃろこ)という湖が見えるのです!
これは9月下旬あたりの日中の写真
天気に恵まれ晴天でした♪
実はここから世界遺産ともなっている知床の「知床連峰」、今なお噴煙を吐く硫黄山が見えるのです!!
おそらくこの写真も見えているのではと思うのですが、知識が足りなさ過ぎてどれがどれだか…すみません。
そんな美幌峠は時間によって表情が変わってくるのです!
これがまた絶景で…(>_<)!!
それがこちら⇩
これは9月半ば、明朝の5:30頃に撮った写真
このときは仕事の関係で夜中と明朝に通ることが多いのですが、朝は必ずこの景色を見て気合を入れてました。笑
北海道独特の澄んだ空気に朝方の冷える空気を吸い込んで全身を清らかにしている気分になるんです。
そしてもう一つ見ていただきたいのがこちら!
雲海!!…とはいきませんでしたが、少し雲がかかってこれまた神秘的な風景に。
この写真は10月半ば、5:30頃に撮影したもので、
日も少しずつ上り、かわたれ時特有の赤と紺のグラデーションがまた何とも言えない絶景を見せてくれました!(^^)!
2枚の写真を比べると1か月も違うと日の出も遅くなり、同じ時間帯でも違った風景が見れてとても素敵ですね!
ちなみになんですが、初日の出が見れる場所なので年明けの明朝は道路が渋滞、道路上に車を停めて歩いて見に行くのだとか…
雪が積もる屈斜路湖と初日の出…想像しただけで癒されますね♪
美幌峠の朝日は何時ごろ?~月別~
さて明朝の美幌峠を紹介してきましたが、朝日を見るなら何時ごろが良いの?というお話ですが…調べてみました!!
その結果がコチラ⇩
日付 | 日出 | 日没 |
---|---|---|
2019年01月01日 | 06:56 AM | 03:56 PM |
2019年02月01日 | 06:39 AM | 04:33 PM |
2019年03月01日 | 06:00 AM | 05:10 PM |
2019年04月01日 | 05:05 AM | 05:48 PM |
2019年05月01日 | 04:15 AM | 06:24 PM |
2019年06月01日 | 03:44 AM | 06:57 PM |
2019年07月01日 | 03:45 AM | 07:08 PM |
2019年08月01日 | 04:11 AM | 06:47 PM |
2019年09月01日 | 04:46 AM | 06:00 PM |
2019年10月01日 | 05:19 AM | 05:05 PM |
2019年11月01日 | 05:58 AM | 04:15 PM |
2019年12月01日 | 06:35 AM | 03:47 PM |
このデータを見ていると6月7月の日の出時間がものすんっごい早いっ!!
確かに北海道で暮らしていた時は3時ごろには空が白んでいたような…笑
それに対して12月1月の日の入り時間がこれまた早いっ!!
4時ごろにはもう真っ暗になっちゃうので、愛媛から北海道で暮らし始めたときは体内時計と実際の時間に1、2時間のタイムラグがあり、もはや異国の地だなぁなんて思ったことがありました。笑
美幌峠の雲海はいつ見れる?
雲海とは?
まず雲海とはなんぞやというお話ですが、
山や飛行機など高い場所から見下ろしたときに一面に霧や雲が広がり、まるで雲の海のように見えることを言います。
飛行機で窓際に座ったことがある人は見たことがあるかもしれないですね!
雲海の発生条件
雲海が発生する条件を簡潔に言うとこちら⇩
【季節】主に春や秋ごろ
【時間帯】夜明け前~早朝
【気象】湿度が高い・放射冷却がある・無風状態・快晴
【気温】前夜の気温と次の日の早朝の気温に差がある
【場所】山間部や盆地
雲海のメカニズム
まず雲海のメカニズムについて簡単に言うと
冷やされた空気中の水蒸気がその場にとどまり、水蒸気が飽和状態を通り越して霧や雲となります。
それが雲海として見えるのです。
なのでポイントとして
①空気を冷やす
②空気が留まらます
③水蒸気が飽和状態を通り越させる
ということです。
ポイントと条件の関係性
ポイント①と条件の関係性
先ほど述べたポイントを押さえてくれるのが上記の”条件”です。
例えば ①のポイントとして【季節・時間帯・気象・気温】が関係あります。
空気を冷えさせるためにはもちろん気温が低くならなければなりません。
そのため日が照っている日中では空気は温められますので昼間にできることはレアなケースです。
そのため【時間帯】として夜明けから明朝と言われています。
(夜は雲海ができているかもしれませんが思いますが暗くて見えないので夜は含みません。笑)
また【季節・気温】についてですが、夏は昼も夜も暑いため昼間の暖かい空気が夜になって冷やされることはありません。
また反対に冬だと一日中空気が冷えているので、”冷やされた”というより”常に冷えた状態を保っている”という状態になっています(-_-メ)
それに対し春や秋は昼間と夜の気温差はもちろん暗くなってから、明朝までぐっと冷え込みます。
(よく朝起きたら寒かったなんてことありますよね?)
そのため【季節】や【気温】の条件が必要になってきます。
最後の一つ、【気象】についてですが「放射冷却」という気象が重要になってきます。
「放射冷却」というのは昼間、太陽の光が地表面に当たっていると地表面は太陽の熱を受けて温度が高くなります。
逆に夜は地表面から宇宙空間に向けて熱が放出され地表面が一気に冷めていきます。
これを「放射冷却」と言います。
しかし雲が出ていると地表面から宇宙空間へ熱が逃げようとするを遮ってしまうので熱が篭った状態になりますので「放射冷却」は快晴の日に起こります。
放射冷却により地表面に近い水蒸気から冷やされていき、上空の乾燥して安定した空気の層になる「逆転層」という現象が起こります。 (通常は上空へ行くほど気温が下がります。)
これにより標高が低いところで霧や雲ができ、雲海となります。
空気を冷やすための条件
・【季節】主に春や秋ごろ
・【時間帯】冷え込む夜明け前~早朝
・【気象】放射冷却がある・快晴
・【気温】前夜の気温と次の日の早朝の気温に差がある
ポイント②、③と条件の関係性
ポイント②、③はほとんど同じ意味で空気をその場に留まらせ、飽和状態を超える状況を作り上げるということです。
ここでは【気象・地形】の条件が必要になってきます。
まず冷やされた空気、水蒸気を留まらせたいのに風が吹いてしまってはどうしようもありません。
そのため【気象】として無風の日であることとや、【地形】的に少し風が吹いてもそれをせき止めるような形状(ボウルのような形状)だと飽和状態になりやすいです。
美幌峠は山間に囲まれ、まさしくボウル形状をしているため雲海が発生しやすいのです。
また湿度が高い方が飽和状態がなりやすいです。
雨が降り地面が濡れている状態などは空中に水蒸気が多く含まれているので、その水蒸気が冷やされその場に留まれば雲海になることでしょう。
実際に雲がかかった写真は道中霧がかかっており、もしかしてと期待を込めていたものの、風が少しあり流れてしまったようです(^^;
雲海が見られるのはこの条件が揃わないとなかなか見れない代物なので、見れた方は幸運ですね♪
空気が留まらます・水蒸気が飽和状態を通り越させるための条件
・【気象】湿度が高い・無風状態
・【場所】山間部や盆地
最後に
いかがでしたか?
文字をずらずらと並べちゃったのでわかりづらかったかもしれません(^^;
雲海のできる条件さえ覚えていただけたら嬉しいです♪
別の記事で「美幌峠の朝日と雲海で感動!~アクセスやホテル選びのポイントなど~」という内容を書いてます!!
北見から、東京から、東京外からの3つのアクセス方法や
道中気を付けるべき点、さらには道外から雲海や朝日を見に来る方へのホテル選びのポイントも詳しく記載してます♪
服装についても書いてるので気になる方はぜひ見てくださいね!
では最後まで見ていただきありがとうございました。